リビルド・USEDコーヒー関連マシンの販売【サステナコーヒープロダクツ】 は、現在準備中です。
2022/10/20 14:09
目次
①エスプレッソとは
1-1まずは画像で見てみよう
1-2エスプレッソとコーヒーの違い
②どうやって飲むのか
2-1そのまま飲む
2-2お湯で割る
2-3ミルクなどに合わせる
③まとめ
~~~①エスプレッソとは~~~
エスプレッソとはどういったものなのか解説します。
1-1.まずは画像で見てみよう

エスプレッソはこのようなビジュアルになります。
サイズ感が少しわかりづらいですね。
上の画像は一般的な1ショットのエスプレッソです。
液量は25~30mlかと思います。
ちなみに、ショットグラスに入っているので1杯2杯でも通じますが、1ショット2ショットと数えます。
1-2エスプレッソとコーヒーとの違い
エスプレッソとコーヒーの違いは以下の表ようになります。
|
エスプレッソ |
コーヒー |
できあがり量 |
25~30ml |
120~150ml |
見た目 |
3層 |
1層 |
味わい |
濃厚 |
すっきり |
抽出器具 |
エスプレッソマシン |
ドリッパー、ブリューワーなど |
抽出方法 |
強制的 |
自然な浸透 |
各項目ごとに説明いていきます。
【できあがり量】
こちらが1番わかりやすい違いかと思いますが
エスプレッソは25~30ml、コーヒーは120ml~150mlと5倍ほどの差があります。
【見た目】
こちらは透明なグラスに淹れないとわからないところですが
理想のエスプレッソは下から「ハート」「ボディ」「クレマ」の3層に分かれます。「きれいなクレマができてる」なんて言ったりします。また3層でいられる時間は十数秒のみです。
コーヒーは多少泡立ちはありますがシンプルな1層です。
【味わい】
エスプレッソはコーヒーと比べて、味や香りがとても濃厚です。理想的なエスプレッソは少しとろみさえ感じます。
味わいはとても濃厚なエスプレッソですが、1杯当たりのカフェイン量はドリップコーヒーよりも少ないのでカフェインが気になる方はむしろエスプレッソがおすすめです。
【抽出器具】
エスプレッソを淹れるためには「エスプレッソマシン」と呼ばれる専用の機械が必要となり、マシンのタイプによっては豆を挽く「グラインダー」とよばれる機械も合わせて必要になります。
コーヒーはペーパードリップやネルドリップなどのドリッパーや、ブリューワーと呼ばれる抽出機械などが必要になります。
【抽出方法】
エスプレッソはコーヒーで使用する豆の挽き目より細かく挽いた豆を固めて、エスプレッソマシンに備わっているポンプの圧力により強制的に抽出します。
コーヒーは自由落下などによって粉の中をお湯が通り、紙や布などでろ過されたものが抽出されます。
以上のような違いがありますが、そもそも「コーヒー」というのものが「コーヒー豆を焙煎して挽いた粉末から、湯または水で成分を抽出した飲料。」※2とされているので、「コーヒー」とは広義な区分であり、その中に「エスプレッソ」が存在しているということになります。
(エスプレッソをコーヒーと言っても間違いではないようだが、きちんと使い分けてたらカッコイイですね)


エスプレッソ抽出の様子 ドリップコーヒーの抽出の様子
~~~②どうやって飲むのか~~~
2-1そのまま飲む
一つ目の飲み方はずばり「そのまま」
なにも加えずストレートでという飲み方です。目覚めの一杯として朝にクッっと飲んだりしますね。
ただストレートで飲むという考え方は日本くらいしかないそうです。
本場イタリアでは食後エスプレッソにティスプーン1・2杯分の砂糖を加え飲みます。また飲み終わった後カップに残った砂糖をデザート感覚で食べます。
2-2お湯で割る
次に紹介する飲み方は「お湯で割る」
エスプレッソにお湯を加えたものを"アメリカーノ"と呼びます。「聞いたことあるけどドリップコーヒーと何が違うのか知らなかった」という方もいるのではないでしょうか。
味わいとしてはエスプレッソの苦味や濃さが和らぎ、口あたりも優しく後味すっきりしています。
2-3ミルクなどに合わせる
飲み方としてはこちらがメインになるでしょうか。
アレンジ次第でさまざまなレシピがつくれます。
地域やお店によって定義が多少異なるのですが、今回は代表的なものをいくつか紹介します。
カフェラテ

【割合】エスプレッソ:スチームドミルク:フォームドミルク=2:7:1
エスプレッソが入ったカップにたっぷりのスチームドミルクを入れ、その上に少量のフォームドミルクを加えたものです。
苦みやコクは残しつつもミルクのほのかな甘みに包まれます。
ホットでもアイスでも楽しむことができるレシピです。
スチームドミルク・・・暖かいミルク
フォームドミルク・・・泡だったミルク
余談ですが「カフェオレ」はコーヒーとミルクを1:1で混ぜたものです。エスプレッソではなくドリップコーヒーを使ってるところが違うんですね。
カプチーノ

【割合】エスプレッソ:スチームドミルク:フォームドミルク=1:1:1
カフェラテと見た目があまり変わらないカプチーノ。
使っているものもカフェラテと同じなので一見ほぼ同じレシピのようですが、カフェラテに比べてスチームドミルクの割合が少なくフォームドミルクの割合が多いことで、よりまろやかな口あたりになりながらもエスプレッソの苦みやコクを強く感じることができます。
こちらはホットで飲むのが定番ですが、お店によってはアイスも提供してるところもあるとかないとか。
カフェモカ

【割合】エスプレッソ:スチームドミルク:フォームドミルク:チョコレート=2:6:1:1
カフェラテに使用するスチームドミルクにチョコレートを少量加えたもの。
カフェラテの味わいにチョコレートのほろ苦さと甘さが絶妙にマッチ。
お店によっては上にホイップを乗せ、チョコレートソースや刻んだチョコレートをかけてデザート感をアップさせていますね。
アフォガード

【割合】エスプレッソ:バニラアイス=お好みで
バニラアイスに熱いエスプレッソをかけたもの。
シンプルではありますが、バニラの香りと甘さにエスプレッソの苦みとコクそして香りが合わさり最高。
その他
他にもキャラメルマキアートやフラットホワイト、コレット(お酒)などいろいろな楽しみ方があります。
もしエスプレッソを淹れる機会があればいろいろなメニューを試してみるのも面白そうですね。
~~~③まとめ~~~
(1)エスプレッソはコーヒーの1種である。
(2)エスプレッソは少量だが濃厚な味わいと香りを楽しむことができる。
(3)エスプレッソを淹れるにはエスプレッソマシンが必要である。
(4)さまざまなメニューで楽しむことができる
いかがだったでしょうか。
今回は「エスプレッソとは」について初心者の方向けに解説させていただきました。
なんとなくエスプレッソがどんなものか分かったのではないでしょうか。
他にもコーヒーに関連する雑学やマシンや淹れ方、レシピなどは他の記事で載せていきますのでそちらも見てもらえたら嬉しいです!