リビルド・USEDコーヒー関連マシンの販売【サステナコーヒープロダクツ】 は、現在準備中です。
2022/11/10 10:25
目次
①エスプレッソグラインダーを選ぶ時におさえておきたい3つのポイント
1-1挽き目が安定している
1-2挽き目の微調整が可能である
1-3チャンバー内にコーヒー粉が残らない
②その他特徴
2-1複数の時間設定を保存できる
2-2シングルドース
2-3簡単なお手入れ
③まとめ
~~~①エスプレッソグラインダーを選ぶ時におさえておきたい3つのポイント~~~
エスプレッソグラインダーを購入する際におさえておきたい3つのポイントを紹介します。
今回は「より美味しいエスプレッソを淹れる」ということに焦点を当てたポイントとなります!!
1-1挽き目が安定している

挽き目が安定しているとは、挽いた粉が一定の粒度で挽けているのかということです。
こちらはグラインダーを購入する前に試し挽きなどができれば1番良いのですが、なかなかそのような機会はないかなと思います。
ですのでご購入を検討されているグラインダーで比較していただきたいのは「材質」と「回転数」です。
「材質」とは、本体にプラスチックよりも金属を多く使用しているか、というところです。
金属の方が耐久性が高いためグラインダーの軸がブレずに安定を保ってくれるためです。
本体の精度に関しても「1/10000mmの精度」など、精度にこだわっているマシンもありますので参考にしてみてください。
「回転数」とは[rpm](アールピーエム)という単位で表現されており、一分間に何回転するのかを意味しています。
そして、刃の形状が同じであれば回転数が低い方が粒度は安定します。
これはチャンバー内の豆の分布や微粉量に関係しているからかと思われます。
ただし回転数が低いということは粉を出す速度も遅くなってしまいますので、早くエスプレッソを淹れたいという方には向いていない場合もあります。
1-2挽き目の微調整が可能である
エスプレッソの粉は細~極細挽きの粉を使用しますので、挽き目の微妙な違いも抽出に影響を及ぼします。
イメージ的には

こんな感じです。
細かい挽き目のほうがより挽き目の影響を受けやすいので、
エスプレッソで使うグラインダーは1づつではなくもっと細かく調整できるものの方が良い、という事になります。
もっと細かく調整できるグラインダーには以下のタイプがあります。
⑴「ミクロ・マイクロステップ調整」
段階的かつ、細かい粒度の設定が可能なタイプ(写真はミクロでもマイクロでもありません)

⑵「ステップレスアジャスター」
カチカチ動かすのではなく、ダイヤルやプレートをひねった分だけ調整できるタイプ
ただし、「今の挽き目は何番目」といった見方はできないので、挽き目を変えた際には戻すのが少し難しくなります。

3-3チャンバー内にコーヒー粉が残らない

チャンバーとは「小部屋」いう意味をさす言葉です。
グラインダーではコーヒー豆を挽く空間をチャンバーと呼びます。
このチャンバー内にコーヒー粉が残らないグラインダーは良いとされています。
チャンバー内に挽いた粉が残ってしまうと、毎回豆を挽くときに前回残った粉が混ざってしまうことになります。
粉になったものは豆のときよりも表面積が増える分、より多くの空気に当たり、粉の劣化が進んでしまうので、「前回の粉」が混ざってしまうことはエスプレッソの味わいに悪影響をあたえることに繋がります。
また、チャンバー内に挽いた粉が残ってしまう現象を「リテンション」と呼びます。
中には高度な設計のもとチャンバー内に粉を残さない「ゼロリテンション」を実現しているグラインダーもあります。
ただしゼロといっても「全く残らない」というのは難しく、チャンバー内に残った粉が0.5g以下の場合をゼロリテンションと呼びます。
こちらも仕様書などに記載されている場合もあるのでチェックしてみてください。
~~~②その他の特徴~~~
上記の3つのポイントの他にもグラインダーによってさまざまな特徴を持っています。
設置環境や、利用頻度などあわせてお好みのグラインダーを探していただきたいと思います。
下記ではいくつかの特徴をご紹介します。
2-1複数の時間設定を保存できる

マシンによってグラインドボタンの数や保存できる設定の数が異なり、複数の設定を保存できるマシンもあります。
「豆やレシピごとにグラインド時間を再設定するのは大変だ」という方におすすめです。
4-2シングルドース

一杯専用。一杯分の豆しかはいらないグラインダーです。
挽ききる前提ですので、チャンバー内に粉が残りにくい設計になっています。
またその都度豆を補充するので、常に状態の良い豆で挽けるのが特徴です。
4-3簡単なお手入れ

上刃を取らずにチャンバー内の清掃をすることが可能なものなど、簡単にお手入れすることができるグラインダーもあります。
チャンバー内の清掃には基本的にチャンバーを開けるため上刃を外すことになるのですが、その際にせっかく調整した挽き目がリセットされてしまい、清掃後に再調整しなければならなくなります。
しかし上の写真のように台座ごとはずすことができれば刃自体を外す必要がなくなるので、挽き目の設定がリセットされずに済むのです。
上記はひとつの例ですが、このようにメンテナンスのしやすさを特徴として持っているグラインダーもあります。
日々のメンテナンスが面倒だという方におすすめです。
~~~③まとめ~~~
・「挽き目均一性」「挽き目の微調整」「ゼロリテンション」は良いグラインダー
・挽き目の均一性は「材質」と「回転数」
・挽き目の微調整は「ミクロ・マイクロステップ調整」「ステップレスアジャスター」
・ゼロリテンションはチャンバー内の粉が残らない
・その他にもグラインダーごとに特徴がある
いかがだったでしょうか。
今回はより美味しいエスプレッソを抽出するためのエスプレッソグラインダーを選ぶ際におさえておきたい3つのポイント
といった感じで紹介しましたが、もちろん価格やサイズ、必要電圧など無視できない条件もあるかと思います。
その辺もいずれ「低コストおすすめグラインダー〇選!」みたいな記事を出したいなと思っておりますので
引き続きよろしくお願いいたします。
当ショップではコーヒー関連マシンの販売を行っておりますが、皆様にコーヒーに関する情報も随時更新していきたいと思います!
皆様のコーヒーライフにCAFE G WORKSがお役にたてたら幸いです。
それでは失礼します。